2006年03月31日
鬼KことE本ケイジがブレイク中!
今、兼見御亭料理長E本がちょっぴり熱く、ひそかにブームである・・・
私「・・・ひょっとしてあなたが料理長E本さんですか?」
E本「・・・?ほや!名前だけの料理長やけどな(笑)」
宴席の準備に追われるある日の夕方、店内をうろつく彼を見かけ勇気をふりしぼって話しかけてみた
これが私とE本氏の出会いである
ちょっとコワもてのフェイス、親分オーラの彼
だがそのルックスとは裏腹に彼はこの日、黒地に“くまのプーさん”のネクタイをしていた
噂どおりの彼に私は勝手に親近感を持ち、興味を抱いてしまった
私がお酒をカンしていると彼が寄ってきた
そして私の手元をジッと見つめる
“さすが料理人・・・何かプロの視点で見ているに違いない”
そう思った時
「お酒の温度確かめてあげないかんな。そうや、わしが確かめてあげよう」
と、半ば強制的にそして積極的に味見を行われた
(・・・単に飲みたかっただけだと思われる by E本ケイジ)
若き料理人を厳しく叱り、激をとばした後私の横へ来た
緊張の一瞬である
「あんた、ちょっとこれ見たか?」と私に携帯を差し出す
“そんな難しいこと私には分かりません!どうぞこのニューファイスに免じて許して下さい!!”
と心でつぶやきおそるおそる彼の携帯を覗き込むと・・・それは自分のことが書かれたブログであった
(どうやら嬉しさのあまり自慢したかったらしい by E本ケイジ)
この親分オーラのE本氏
実は日本に30人しかいない“マエストロ”の称号を持つ実力の持ち主
そのルックスからは想像もできないくらい繊細な料理を作り出す
彼の手にかかると
まるで魔法のように食材はより季節らしく変化し、金沢の雰囲気を持った美しいお料理に変身してしまう
笑うと目がなくなるちょっぴりキュートなこの“マエストロ”
初対面とは思えないその人柄に私はすっかり魅了され
「今度ゆっくり取材させて下さいね!」
と仕事を口実に会いに行く約束をしたのだった
- by strobel
- at 23:32
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