2006年04月03日
気づかいのステキさ
店の人間全員が惚れる女性の気づかいがある・・・
友人と食事の約束をし、レストランを予約する
もちろんお店のピークの時間を避けて電話をするが、それでも「お忙しいところすみません」と一言添える
相手が見えなくなるまでお見送りをするお店、例えば料亭
お客様の背中を無言で見えなくなるまで見つめている
いったい何人の人が振り返るだろうか・・・？
もう曲がり角。そこで振り返り会釈をする女性に店の人間は感激する
靴を脱いであがる場所
カップルの男性が先に脱いで上がりその後に女性が上がる
さりげなく女性が２人分の靴を揃えなおす
私もたくさんの店でサービスを経験したが、印象に残る女性には“ワケ”がある
しかもそれは本当に些細、本当にちょっとしたことの方が不思議と記憶に残っている
お皿を下げる時、さりげなく相手が取りやすいように体を少しだけよけてくれる女性
居酒屋だったらお皿が下がりやすい場所に置かれていたりもする
誰かがバースデー・・・その日たまたま居合わせたお客さん同士
スタッフがお祝いの言葉を贈る
スタッフの「おめでとうございます！」に合わせてステキな笑顔と拍手を送ってくれる女性
きっと一緒にいる男性は鼻高々ではないかしら？（笑）
お店に気くばりできる女性は相手にももちろん気づかいできる
・・・・・逆かな？
本当に気づかいできる方は、相手だけではなくお店への配慮もばっちりできるのだ
いつも思うのだが“気づかい”というのは相手が驚くほどに感激したり恐縮したりするものではない
あまりにさりげなくて、受けた側がその時気づかないくらいが“本物”のような気がする
後でジワジワっとくる、余韻のような嬉しさに似ている
“相手が何を求めているか？”
私のサービスの基本である
どんなに気の利いたサービスもその時、その相手が求めていなければ意味がない
自分がやりたいことではなくて相手がどうして欲しいか先に察して立ち回る
それは“目くばり”“気くばり”“手配り”の連続
地味かもしれないが、お客様のストレス要因を少しでも取り除き、快適な空間を作ること
サービス（おもてなし）はいつもマニュアル（作業）を超えたところにある
最後にステキな女性へ・・・とても大切なこと
【お手洗いはキレイに使いましょう！】
これって意外と気付かないこと
キレイに着飾ったエレガントな女性も使用後のお手洗いが水びだし、紙はくちゃくちゃにちぎれていたら・・
お店の人間はがっかりしてしまいます
いいお店ほど、トイレのチェックをマメに行っているのでご注意を！！
- by strobel
- at 00:41
comments
まったく貴方の意見に同感。『仕草』‥その何気ない行動の中に女（人間）としての評価やステキさが隠されていると思う。どんなに見た目がキレイでも相手や周りを思いやれない人は一緒に居てもいつかは飽きてしまう…。先日貴女の講習会での『目配り・気配り・手配り』の３大要素のお話に心を打たれました。手配りの重要性に私は欠けていたのです。私のダンススクールの先生も手（指先）の大切さを強調していたのを思い出しました。指先まで神経を使わないとキレイでは無いと…。どんなに上手く踊れても一つ緩んでいる部分があると台無しだと‥納得です
「手配り」にはもうひとつの意味があります。「手」をくばることつまりは「行動する」ことです。カオリンの言うように指先までの気づかいもステキな女性にはかかせないよね。お茶の世界もバレイもみんな指先まで神経が行き届いてる人が美しい・・・余談ですが、芸妓さんの踊りを見ていて群を抜いて美しい人がいました。彼女は“目線”の止め方が抜群なのです。ステキな女性になるって結構大変なことだね（苦笑）私も勉強し続けます・・・
東山に一人で飲みに行く時がある。帰る時は必ず店の外で見送ってくれる。私の姿が、見えなくなるまで。何気ない光景だけどすばらしい絵をみているような感動を覚える。（振り向いて会釈する時,つい「又、来ますよ」と心の中で思ってしまう）
さりげなく、そして当たり前のように心が通じる。＝お客様に気配り、目配り、手配りを実践していきますぞ。
（今日誕生日、最初に会社で素敵な女性から（魔女？）「おめでとう」と言われ、感激でした。気配りのできる女性だと改めて感謝。）
やっくん○歳おめでとう！！去年私が勤めていたレストランに食事に来てくれた日があなたのお誕生日だった・・・あれから１年。早すぎるねー（笑）私もそれだけの加速の中で年取っていることになるんだ？おそろしい・・
心優しいやっくん、いつまでもそのままで！心からお祝い申し上げます