2006年04月10日
浅の川園遊会
今年は宵祭8日、本祭9日。いつかこっとりと川べりに座って見たいなあ・・・
静かな女川もこの日ばかりは人だかり、道は大渋滞である
実は私は毎年この日は仕事が忙しく、ちゃんと催し物を見れたことがない
今年も例にもれず懐華楼で“お仕事お仕事”の二日間だった
水芸やおどり、友禅流しに花火・・・
金沢に住んでいる人なら一度は出かけるこの大イベント
当日仕事の私にも今年はひとつ楽しみがあった
懐華楼は東山のメインストリートにある
宵祭ここで風の盆の踊り流しがあるのだ
仕事があっても見れる、いや、見れるから仕事頑張る(笑)
「あんたもあの中に入って踊ったらどうや~」前日B社長は言った
「はい!ただ今!!」本当に許されるなら私はすぐさま飛び込んで踊ってしまうだろう
そんなこんなでこの日は夜がとても待ち遠しかった
何年か前私は友人Nさんに連れられて初めて風の盆を見に行った
夜は車の規制が厳しいとのことで、昼のうちに到着し町の中を散策した
浴衣に着替え、踊りの講習会なんかに出てみたりして夜の準備もばっちり整える
夕刻、どこからともなくたくさんの人が集まり、静かな町は一気に盛り上がる
「夜はさ、町自体がぼんやりと浮かび上がるんだよ
・・・なんて言うか、この町だけが別世界のような感じ。本当に幻想的な場所だよ」
Nさんはそう言った
“僕の1年はこの風の盆から始まるんだ!”というくらいのファンなのだ
私達はこのNさんのおかげで、魚屋さんの2階で宴会をしながらこの踊り流しを見ることができる
胡弓や三味線の音色が聞こえ始め、顔を隠した男女が町のあちこちで踊り流す
初めて見た時から私もすっかりNさんと同じく八尾のファンになってしまった
夜8:00
東山メインストリートは風の盆独特の空気でいっぱいになる
懐かしい音色、八尾の風・・・
町が染まってゆくのと同時に、私の心もあの幻想的な町へ飛んで行ってしまうようだった
賑やかな園遊会も無事終わり、いよいよ花見シーズンも本格的になる
今年初企画“観桜会 毘沙門 花の宴”
神社には約130人もの人々が集まる予定、かなりの大宴会
気になるお天気、当日は・・・雨マーク!
「ちゃんとてるてる坊主作ったか?!」
M宮司に言われ、すぐさま懐華楼娘3人で作り、店の裏にそっとつるして来た
“どうか雨が降りませんように・・・”
神社に打合せに行った時、桜たちがちょっぴり嬉しそうに見えたのは私の気のせいではなかったと思う
子供の遠足のようにワクワクしながらあと少し、せっせと準備をするのだった
- by strobel
- at 00:02
comments
浅の川園遊会に八尾の風の盆‥実は私は一度も見たコトがない。金沢に住んでいるのに…。若い頃?は全くそういった古風なイベントには関心も興味も無かったのだが、だんだんそういったモノが温かく感じられる歳になってきたのはつい最近のコトである。もっぱら今も若いのだけど…! しかし今は仕事柄その時期は仕事が忙しく休んでなんていられないのが現状。だけど貴女が送ってくれた風の盆の写メはよく思い出し、私も行った気持ちになってのんびりと見たコトもない情緒豊かな町並みを想像するのだ! 東山でのお花見‥楽しみにしています♪
魔女軍団inひがしやま(笑)楽しみにお待ち申し上げております!!