2006年05月21日
お稽古
1年半ぶりに休んでいたお茶のお稽古を再開した
しばらくやっていないとほぼ初心者状態の私
先生は「体が覚えているから自然とできるわよ」
と言ったが・・・結構・・・うーんかなり忘れている(苦笑)
お点前というのは、何十項目もの細かい動作の連続
季節によっても方法が違ったりする
そしてその一つ一つに無駄がなく、見とれるくらい美しい
私はあの釜のお湯が沸くシュンシュンという響き、お茶室の静寂さがとても好きだ
もちろん美味しいお菓子とお抹茶はもっと大好き!
初めて茶室デビューしたのは高校生の時
茶道暦○十年の伯母にわからないまま連れられてどこだったかのお茶室に入った
「金沢はお茶が盛んだからこういう場数を踏んでおきなさい」とのこと・・・
その日は3箇所のお茶席をまわった
入り方、飲み方、タブーとされることetc
実のところあまり覚えてない(笑)
が、お菓子とお抹茶でお腹がふくれ、夜ご飯が食べれなかった記憶だけは鮮明に残っている
教室に通い出した頃、とにかく失敗の連続だった
お菓子が懐紙から落ちて畳の上をコロコロ転がったり、足がしびれてピンチになったこともしばしば
茶道とは“もてなし”と“しつらい”の美学だと言われる
亭主は露地を整え、茶室に掛物、そして茶碗や釜などを用意し客を招き、心を込めたもてなしをする
亭主と客の間に通う人間的な“ぬくもり”が重要要素となり、和みの世界を生み出す
自然体のままで季節感を大切にした空間
“もてなし”と“しつらい”を基本にしたジャパニーズスタイルの美の世界
構えず、砕けすぎず、楽しめるようになった時・・・何が見えてくるのか私は知りたい
毎週友人達の顔を見れる嬉しさもまた私の楽しみの一つ!
「ばいばーい、お疲れ様!!」
彼女達と別れてすぐまた来週のお稽古が待ち遠しくなってしまう
- by strobel
- at 17:30
comments
私もお茶室のあの静けさの中で釜から沸き上がる音が時折聞こえる感覚が好き。心が落ち着く一時だよね! 2年前、貴方に茶道教室に誘われた時にはよく分からないまま『大好きなお抹茶を飲めるから通ってみよう♪』と軽い気持ちで始めてみた。でも続けるうちに段々楽しみ方が変わっていった! ただお茶をたてるだけが茶道のレッスンでは無い…お茶室への入り方や座り方、立ち方、歩き方までも一つ一つが身に付くのだ☆ しなやかな和服の女性に少し近づけた気にもなる。本来すごく自然なコトのハズなのにそれが実は難しい。また一緒にイイ女になろう♪
カオリンのおかげ?で笑いのたえない茶道教室!魔女グループより新メンバーも加わってますますパワーアップね(笑)みんなでヤマトナデシコ目指してがんばっちゃおう~