2006年10月19日
ショウゲンジ
キノコのお話第2弾。岐阜で採れる絶品キノコ
この時期(春の山菜同様)父はせっせと山へ出かけキノコ採りにはげむ
金沢では物足りず、能登やら岐阜に出張
いったいいつ仕事をしているのか・・・それは神と父のみぞ知る、だ
「どんなキノコ採ってる?」
ブログで紹介しようとメールしてみた
ネジタケ、本シメジ、シャカシメジ、センボンシメジ、イッポンシメジ、シモフリ、コッサ、カッパ・・・
よく分からなかったが(笑)とにかくいろいろ
山で採れたものは本当に美味しく、配った先々で喜ばれる
ナメコなんて「今まで何食べてたのかしら」と過去を後悔するほどの美味しさ
そのキノコ達の中で最も私のお気に入り“ショウゲンジ”
別名“ボウズタケ” “コムソウタケ”
線香臭い名前の由来は、キノコの出始めが編笠をかぶった虚無僧に似ているからとか
キノコは山にあるもの
子供の頃からそう思っているため、スーパーなどでキノコ達についたお値段を見るとたまげるくらい高い
先日も取れたてのキノコが届いたので、東山の仲良しシェフのところへ持っていったところ
「こんな高級品!ありがとねー」と大変に喜ばれた
キノコ汁、雑炊、鍋、炊き込みご飯、パスタにチャーハンetc
何をしても美味しいキノコ達
・・・・最近包丁握ってないなあ
少し反省
「山って熊危なくないの?」
よく届け先で聞かれる質問のナンバー1
父は何も考えていないのか、はたまた考えてもしょうがないことは考えないラテンの性質のおかげか
キノコに取り付かれたように山に入る
もし熊に遭遇したら・・・
昔取った空手茶帯の技で戦うつもりなんだろうか(黒帯ではなく茶帯というあたりがまた父らしい 笑)
この父の母君(名物祖母)はさらなる山のスペシャリスト
朝車で山に送ってもらう→一人で持てるだけの量を採る(体と同じくらいのどでかいリュック一杯分)
→ヒッチハイクして家に帰ってくる(お礼はもちろん取れたての山の恵み)
見ず知らずのドロンコの祖母を乗せてくれたドライバーの方々
この場をかりて祖母に代わってお礼を申し上げます・・・
いずれにせよ“平日限定キノコツアー”
参加希望者は父のところまで!
- by strobel
- at 00:12
comments
会社出入りの業者さんに、山菜取りが好きな人がいて、
時々、持ってきてくれる。
『あ~。秋やなぁ~。』
と食べて感じる季節の流れ。
業者のおっさん曰く、
『本物には必ず、良く似た偽者がおるんや。
わしも、よう間違えて痛い目にあった。』
なるほどなるほど。
何事もさもありなん。
きまパパは本物が分かる御仁。
今まで生きてこられたw
オラもそうなりたい。
コケ取り、行く。
帰りはヒッチハイクで!
子供のころ親父に連れられてよく山に入った。
晩秋のシモフリまで何種類ものコケが、すぐ近くの山で採れた。20年程前、帰郷した折親父と久しぶりにコケ採りいった。
コケは殆ど採れず、かごに一杯になったのはゴルフのロストボールだった。これが親父との山行きの最後となった。
来年は是非キノコツアーに挑戦シタカー
sawaraちゃんの発想、いつも“なるほど~”と!本物が分かるから生きてる・・・なんかカッコいいゾ
s.dさんも含めて来年はキノコツアー行きますか!私は留守番専門ですが(笑)