2006年11月29日

写真

ある日の午後、一人のおじさまが懐華楼を訪ねてきました

呼ばれて行くと・・・品のいい男性が立っていた
「あなたはもう覚えていないかもしれませんが」と言われた
5秒考える
“分かった!!夏に写真を撮ってもらった方だ!”
あの時、館内で少しお話をし階段前で写真を撮って「送りますね」と言ってくれたお客さん
たった1枚の写真だが、おじさまとの再会のきっかけを作ってくれた
「あちこちで旅行しては撮ってるので、整理に時間がかかりました。今日あなたがいてよかった」
約束してくれた、その約束を守ってわざわざ奈良県から届けてくれた
その思いにジーンとする

私にとって約束とは・・・自分とするものだといつも思う
誰かのためにではなく、何かを得るためでもない
自分が守れるかどうか、自分ともう一人の自分の間にある
守るとしたらそれは自分のために
言うだけなら誰でもできるし簡単である
言って本当に実行するかどうかが難しい
『有言実行』
私の好きな言葉
『無言実行』の方がすごいと言う人もいるけれど、私は『有言実行』の方が好きだ
時として守れないこともある
でも守ろうとした姿勢があるかどうかが大切

おじさまからもらった1枚の写真
また大事なことを教えられた気がする

comments

束とは結ぶことで、約は誓うことかなと思います。約束を違えるとは、相手を軽んずる自分自身のおごりか甘えからくるものでは、ないか、、、、、、。60余年数々の約束を交わしてきたものだと、振り返っています。幼いころお嫁さんにしてネと指切りげんまをした、あの娘は、いまどうしているのかな、

ステキな約束の思い出ですね!男性は過去の女性のことをいつまでも忘れないものだとか・・・UNCEL房さんもかな?(笑)

  • きまよ
  • 2006年12月02日 21:13
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