2007年01月06日
もったいない
お茶のお稽古にて・・・暮れにあった出来事
いつもお世話になっているお茶の先生に、みんなからお歳暮をあげることになった
年配の方があれこれ段取りしてくれ、お稽古最後の挨拶時に
「先生いつもありがとうございます!これは私たちからのささやかな気持ちですけれど・・・」
と言って渡された
先生は何ともビックリされ、何度も頭を下げこう言った
「こんなことしてもらって・・・本当に申し訳ありません。もったいないです」
久々に“自分にはもったいない”と言う言葉を聞いた気がする
『日本人の心』とも言うのだろうか
なんだか妙に感動し、私の中にその言葉が残った
「私が私が」と主張する人や、自分さえよければ・・・と思う人が多くなっていると言われる現代
こういった心持ちの方に出会うと、何だか忘れていたことを教えられたようでハッとさせられる
茶道とは、こんなふうに謙虚に自分のことを受け止める精神からできているのかもしれない
(茶道に限ったことではないかもしれないが)
私はと言えば・・・
例にもれず、人一倍良くも悪くも自己主張が強い(「私はこう思う!」と誰かれ構わずPR)
先生の姿勢にちょっぴり反省させられたのだった
古き良き時代の日本女性
『大和撫子』
そんな言葉がぴったりの素敵な先生
同じ女性として改めて尊敬したのだった
- by strobel
- at 00:03
comments
遅ればせながら… 新年おめでとうございます! 本年もブログを楽しみに読ませてもらいコメントさせて頂きますm(__)m そう言われてみれば茶道の先生が何度も「もったいない‥ありがとうございます」とおっしゃってたね。そのような言葉が自然と出てくる先生はステキで、きっと何に対しても物腰が柔らかで日々感謝の気持ちを忘れずに生きているのだろうと思います! でもその一言に胸を打たれた貴方にも私は尊敬します。言われなければ私は聞き流してたから…。今年はお互いに『大和撫子』目指し麗しく艶っぽい女になりましょう♪ ではまた今夜…☆
カオリン、コメントありがとうね!しばらくお稽古お休みするので会う機会が少なくなるのは少し寂しいですが・・・また今年もよろしくお願いします(^^)