2007年05月13日

カーネーション

今日は母の日。私も一応1児の母・・・

私は、母にカーネーションをあげた記憶がほとんどない
我が家では母の誕生日と母の日が近く、いつも合同でプレゼントしていた
「おいっ!なんで母の日は世間でやかましいのに、父の日はそうでもないんだ?」
父はひがんで、毎年私達に言うのがお約束

先日、テレビで『ちびまる子ちゃん』が流れていた
まる子の父が母の日の買い物に行くのに便乗して、何か買ってもらおうと企むまる子ちゃん
まる子「ねぇねぇ、お父さん!お母さんのための買い物早く行こうよー」
父「お母さんの買い物ならお父さんは関係ないだろ!まる子のお母さんはお父さんの奥さんなんだから」
まる子「じゃあ、おばあちゃんの買い物いこうよー!おばあちゃんはお父さんのお母さんでしょう?」
父「・・・・おばあちゃんには敬老の日にプレゼントする」
逃げ上手なまる子父に、思わず吹き出してしまった

私もさっそくまる子のごとく、隣にいた息子に催促してみる
「今年も母の日カーネーションくれるのかな?私1本だけ欲しいなぁ」
毎年鉢植えをくれるのだがそれだと高価なので、今年は先に1輪をねだってみた
「カーネーションてなに?」
いつものように息子の天然が始まる
私「またまたぁ!毎年5月にくれてたでしょう??赤くてキレイなお花!」
息子「あーー、あれかぁ。あれ毎年パパが強制的にオレに買わせてたやつね!!」
・・・・私の撃沈ぶりは言うまでも無い

当日
何も言わないので忘れてるのかなと思いきや、
「カーネーション買いに行くぞ」
まるで亭主のように私を誘ってきた
花屋に到着すると時間が遅かったせいか、赤やピンクのカーネーションは売り切れていた
「これ新種のカーネーションなんですけどいかがですか?」
お店の人が勧めてくれたのは、初めて見る紫色のカーネーション
「キレイー!」
そう言ったら、すぐさま色を選んで2本も買ってくれた
私の気分は母ではなく、すっかり『ガラスの仮面』(私の大好きだったマンガ)の主人公
(主人公には、謎のファンからいつも紫のバラが届けられるストーリー)
プリンセスブルーにパールブルー
少し高価な紫カーネーション達は名前まで美しく、女心にますます響く
「本当にありがとうね」
女性は年齢問わず、男性から花をもらうって特別に嬉しいもの

帰宅し、一番お気に入りのガラスの花器に生ける
息子「なんか葬式みたいな色やな」
またそうやってガッカリさせる(怒)
彼が好きな女性に花を贈るお年頃になるまでに、その『辛口』何とか治りますように・・・

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