2007年09月25日

金澤の華 その2

今回の“プロジェクトチーム”強力個性4人組を是非紹介したい

1人目、紙屋のIさん
いつもすっとんで駆けつけてくれる素晴らしいフットワークの彼
どんな無理難題を頼んでも「きついっすねー」と笑いながら、快く新しいアイディアとともにやってくる
とても細かい提案力は、私よりずっとずっと繊細で女性的である
「一緒に他店のお菓子視察に行こう」
「こんな箱にして」
「明日絶対時間作って」etc
こちらの要望に対してベストを尽くして答えようとしてくれる彼
あまりに優しすぎて私のワガママも遠慮なく炸裂する
“思いやりを持って仕事をする”
彼を見ていて学んだこと

2人目、WebデザイナーのAちゃん
今回の包み紙やしおりのデザインを担当
ポワッとした癒し系でありながらそのセンスは抜群である
いつも皆を和ませながら楽しそうに仕事する彼女
打ち合わせにたまにスッピンで来るが、とにかくめちゃくちゃ可愛い
(サーファーだからか、単に急いで化粧し忘れたのかは定かでないが)
打ち合わせの合間に聞くご主人の話が最高に面白い
メキシコ料理店経営者の彼はどう見ても松崎しげるなのだが、自称福山雅治系(笑)
しばらく顔を見ないと「どうしてるのかしら」と気になる存在、なにげに人気者
話は脱線してしまったが・・・彼女が作ってくれたネット販売のページは華やかでいてとても見やすい
ナチュラルでありながら才能あふれるメンバー最年少

3人目、兼六園下の菓子店S社長
職人であり経営者
決して店は大きくないが、昔ながらの手法、食材にこだわって毎日和菓子を作っている
以前・・・食育トータルデザイナーの私の友人が、サロンでお抹茶を飲みこう言った
「このお菓子どこで作ってるの?懐かしい味、心のこもったお菓子やね」
職人の思いがこめられた優しいお菓子
北海道十勝地方の小豆を使ったこし餡は、素晴らしく上品な味わいに仕上がっている
“分かる人には分かる”何かのCMと同じである
私はレストランに行くといつも思う
お皿で表現されたお料理はそのシェフそのものだと
Sさんの作り上げる温かみのあるお菓子は、実は“彼自身”なのである

そして最後に女将
彼女が来るとそれだけでパーッと明るくなり場が盛り上がる
(盛り上がりすぎて打ち合わせが脱線することもしばしば・・・まさしく盛り上げ隊長)
しかしアイディアはそのとんでもないところから生まれたりするのだから、本当に不思議である
「アイスを買って当たりが出たらもう1本もらえたじゃない?あれやろうよ」
団体のお客様のお抹茶席で、1人だけお菓子に『当り』を仕込む
「実は・・・この中のお1人様だけに当たりが入っています!その方にはもう1個プレゼント!!」
当たりを発表したとたん拍手が巻き起こり、みんな子供のように大喜び
スタッフも新しく加わった毎日の仕事に、お客様と一緒に楽しんでいる
別名『サプライズの女王』
右に出る者なし

みんなの愛情がこもった『金澤の華』
もらった人の、そして贈る人の笑顔を思って作られたお菓子
1人でも多くの人に喜んでもらえますように・・・

trackbacks

trackbackURL:

comments

comment form

(東茶屋街ぶらぶら日記 にはじめてコメントされる場合、不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

comment form

最近のエントリー

  1. 東山みずほ
  2. 再会
  3. すき焼き
  4. 結婚式 in福岡
  5. 卒業式
  6. 1.17
  7. 最終日
  8. 野口高志
  9. 大晦日
  10. ウォーリー