2008年02月27日
出発前日
今日は雪が降り続いた一日
私は格子越しに見る雪がとても好きである
言葉では表現しきれない美しさについつい時間を忘れてしまう
ここに来たばかりの頃・・・
初対面の女将がそれを見て、「きれいやねー」と言っていたことを思い出した
懐華楼で学ばせてもらった2年間、ふと振り返る
本当に私は恵まれていると思う
帰宅して息子と顔を合わせたので、「宿題した?」と聞いた
「うーーーーん」と曖昧な返事をしたので「まだしてないんでしょう?」と言ったら、
「そんな分かりきったことを聞くな!」と反対に言われてしまった
このマイペースぶりは誰に似たのだろう(笑)
明日からしばしネパールへ行く事にした
束の間の休息
2日前
1ヶ月先まで取れなかった帰りの便が取れた
手配してくれたT松君は、「奇跡や!」と大騒ぎ
「なぜネパール?」
必ず聞かれる質問
インドの時と同じ、“ネパールに呼ばれたから”が一番近い
「理解できない」
よく言われる返答(苦笑)
色んなハプニングの中で自分をまざまざと見せられる感覚
どんどんシンプルになって、道端の石ころになるような感じ
何にも変えがたい宝物のような経験は、また新しい次の自分がセットになっている
今回はある施設へボランティアに出かける予定
“助けてあげよう”なんて話ではない
日本でもそうなのだが、逆に自分が助けられているのだといつも思う
20代の時はあり得なかった感性が、今私の中の大きな割合を占めている
毎度のことながら、「何かあったらしゃーなしで迎えに行ってあげる」と親友は茶化した
「こいつ本当に来る気やろ?!」と思って笑え、次の瞬間ジーンとするくらいありがたかった
向こうで私が見たもの
帰ったらまたここで伝えたいと思う
- by strobel
- at 23:58
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