2008年07月09日

星の王子さま

少し時間ができたら本屋で立ち読み

絵本のコーナーに向かった
懐かしい絵本はついつい見てしまう
『おしいれのぼうけん』
『ぐりとぐら』
『はらぺこあおむし』

隣で子供が暴れていた
欲しい本を買ってもらえなかったらしい
母親が手をグイグイ引っ張りながら連れ出した
そう言えば・・・息子は私にそんなふうにねだった事がなかったなぁって思った
「本屋行こうね」
彼が小さい時よく一緒に出かけたが、いつもあれこれ立ち読みして帰ってきていた
主人の給料が激安で貧乏だったあの頃、“本は立ち読みするもの”だった私たち(笑)
私といても買ってもらえないため、祖父母にくっついて行った時はちゃっかり買ってもらっていた
子供は賢い
ちゃんと誰が何をしてくれる人か見極め、そして使い分けている

『星の王子さま』
好きな本の一つ、久々に手に取った
不思議な物語の中に大事なことがたくさんちりばめられている
大事なことって・・・もちろん人によって違う
でもつきつめるとそんなに大きく違わない気もする

自然に対して働きかけ、その過程を通じて真理の断片を得る

王子さまは自分の星でバラを世話していた
そうやって時間を費やした分だけ、それは他とは違う特別な存在になることを知る

大事なことの本質って、実はこんなささいなところにあるといつも思う

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